永久的な経営のための達成
概要

「誠美材料」では、新たな価値創造に向けて、「熱心、愛情をこめて、常に心がけ」という理念のもとに、企業理念の再構築を図るとともに、職場での結束力の強化により、より効率的な職場環境を整えており、CSR経営の実現を目指しています。

 

会社の持続的な成長に向けて、従業員の皆さんへの雇用の安定確保及び健康的な生活、株主の皆様への利益還元、お取引先の皆様への安定な供給を図るとともに、社会への貢献を通じて適正な利益を確保し、全てのステークホルダーに対して、責任をもって行動します。これこそが「誠美材料」のコア∙コンピタンス!今後も一層邁進してまいります。

 

「誠美材料」では、「RBA行動規範」に基づき、コーポレートガバナンス、環境保全、従業員への思いやり、サプライチェーンでの環境取組及びマネジメントシステム、コミュニティ参加等の側面からのアプローチで、自社のサステナビリティ方針を策定しまします。2005年の設立以来、CSR経営の実現を目指して、「環境保全、安全衛生」という目標を設定し、積極自主取組を進めていきながら、「ゼロ汚染、ゼロ災害」を実現するべく努力します。会社の持続的な成長に向けて、安全な職場づくりに取り組んでおり、従業員の幸福度向上及びサステナビリティに努めてまいります。

 

環境 ( Environment )

 

SDGs 7: 1,168kWの屋上設置型再生可能エネルギー発電設備を導入し、2024年の発電量は約147万kWhでした。
SDGs 13: 誠美材料は、事業活動が環境に与える影響や負荷を低減するため、継続して汚染防止に資源を投じています。2024年における誠美材料のスコープ1およびスコープ2の温室効果ガス総排出量は、2023年と比べて2,584トン-CO2e(二酸化炭素換算量)削減されました。
SDGs 15: 国立中興大学農学および天然資源学部附属演習林管理処と協力し、6年間にわたる植樹・育林プロジェクト「Green Filter 緑境計画」を共同で開始しました。初年度は200本のカジョン(ナンバンアカアズキ)の苗木を植え、地球の持続可能性に対する誠美材料の具体的な約束を示しています。

 

 

 

社会 ( Social )

 

SDGs 2: 台湾ワールド・ビジョンと協力し、「食光寶盒、共誠美好」(美味しい食事のタイムカプセル、共に誠実で美しい未来を)というチャリティー活動を実施しました。500箱以上の食料品を調達し、台南地域における恵まれない子供たちへ栄養補給と温かい支援を届けました。

SDGs 3: 延べ724人を対象に、安全促進に関する活動(消防安全、呼吸用保護具、機械安全、危険物および有害物の表示などに関する研修)を実施しました。参加者の総学習時間は2,329時間に達しました。

SDGs 4: 第3回「誠美ドリーマーズ」キャンパスコンペティションを開催し、学生の学術と産業実践のつながりを深め、学術と実践の両方に秀でた優秀な人材を育成しました。

SDGs 4: 台南市立美術館の芸術教育持続可能プロジェクトに賛同し、AUO(友達光電)のデジタルアート版画教材セット「富盛印象」を台南の長安小学校と龍崗小学校に寄贈しました。これは、地域における芸術文化の持続可能な発展に対する支援を示すものです。

SDGs 8: 誠美材料は、各ステークホルダーのために積極的に経済的価値を創造しています。2024年の連結営業収益は89.3億台湾元、粗利益率は4.97%でした。

 

 

企業ガバナンス ( Governance )

 

SDGs 9: 誠美材料は、製品と技術のイノベーションを絶え間なく追求し、競争優位性を確立することで、顧客により低エネルギー消費で環境負荷の少ないグリーン製品を提供しています。2024年に、台湾で発明特許4件、新型特許1件を、中国で発明特許1件、新型特許1件を出願しました。

SDGs 16: 企業のガバナンス構造と運営を継続的に強化し、不正行為を積極的に防止し、健全な内部統制、内部監査、反汚職制度を確立し、企業の倫理的な経営と反汚職のガバナンスを実現しています。

SDGs 17: Cheng Mei Materialsは企業の持続可能なパフォーマンスを重視し、積極的にパートナーと協力して向上しています。

 

ガイドライン

1.遵守義務:環境保全や労働者安全衛生等の国の施策及びその他のステークホルダーの要求事項に適切に対応し、企業の社会的責任を果たすべく努力します。
2.全員参加:相談や参加促進に係るメカニズムの構築、教育訓練の実施、環境保全取組関連情報の提供、継続的な対話を行うことにより、従業員の参加意向を高めます。全員参加を通して、労働安全衛生管理体制の更なる強化を図り、全社一丸となって責任をもって行動します。
3.環境保全:環境配慮型製品に力を注ぎ、製品のライフサイクルを適切に管理し、エコデザインというコンセプトのもと、最新技術を導入することにより、原材料や廃棄物の減量化、資源の有効活用及び環境負荷低減の実現を目指します。
4.リスクマネジメント:労働災害及び職業性疾病を防止するために、労働安全衛生管理体制の更なる強化、健康的職場で安全な職場環境の構築を図るとともに、危害の除去∙リスクの低減への取組を行います。
5.業績の向上:目標達成に係る管理計画の立案、社内への浸透∙実施、コントラクター、外注業者との対話を行うことにより、全社一丸となって、労働安全衛生に努めてまいります。
6.継続的な改善:監査体制及び環境安全衛生マネジメントシステムの構築により、製品開発やサービスの提供にあたってのリスク及び環境への負荷を低減するべく努力します。

国際標準規格認証取得

ISO 14001シリーズ規格は、国際標準化機構が設定した環境管理システムに関連する規格です。これは環境保護制度の一つとしてだけでなく、組織が環境に対して責任を果たすべきであることを明確に規定しています。

 

当社のすべての工場、誠美材料台南工場および寧波子会社工場を含む、すべての工場はISO 14001:2015およびISO 45001:2018に従って環境管理システムを構築し、継続的な第三者検証を受けています。私たちは削減効果を追跡し公開し、主要原料の使用に関してはRoHS規定に完全準拠し、生産時には有害物質を禁止して環境への影響を軽減しています。

 

誠美材料は2023年にISO 14001:2015の第三者認証更新を取得し、有効期間は2023年1月23日から2026年1月22日までです。また、ISO 45001:2018の新版認証を取得し、有効期間は2023年1月23日から2026年1月22日までです。

 

寧波誠美材料科技有限公司は2022年にISO 14001:2015の新版認証を取得し、有効期間は2022年10月9日から2024年2月2日までです。また、ISO 45001:2018の新版認証を取得し、有効期間は2023年1月14日から2026年1月14日までです。

 

2010年以降、私たちはISO14064-1の規定に従って毎年温室効果ガスの盤查を行い、減碳を追跡しています。

 

誠美材料は2023年に Taiwan BIVAC国際品質保証認証会社からISO 14064-1:2018の温室効果ガス盤查の第三者検証書を取得しました(認証の有効期間は2022年1月1日から2022年12月31日まで)。

 

誠美材料は2022年に Taiwan BIVAC国際品質保証認証会社から、偏光板製品の炭素足跡盤查の新版ISO 14067の第三者検証を取得しました(炭素足跡評価期間は2021年1月1日から2021年12月31日まで)。

 

寧波誠美材料は2022年にDNV GL国際検証株式会社から、新版ISO 14064-1:2018の温室効果ガス盤查の第三者検証を取得しました(盤查期間は2023年1月1日から2023年12月31日まで)。