概況
近年の急速な気候変動に伴う自然災害のリスクが高まり、「誠美材」では、イノベーション創出に向けて、内部のエネルギー効率の向上を図るとともに、グリーンエネルギーの導入や省エネ対策の強化を進めていきます。経済価値と環境価値の両立、会社の持続的な成長と生産工程等の脱炭素化を目指しています。
温室効果ガスの排出
国連気候変動委員会の報告では、「過去50年に観測された気温や海面上昇等の温暖化の大部分は、農業、工業、エネルギー、輸送等をはじめ、人間の産業活動等により排出される温室効果ガスの増大が地球温暖化の主な原因とみられる」等と指摘されます。
2010年 誠美材料が温室効果ガスインベントリ調査作業の起動元年と位置づけ、温室効果ガス推進管理委員会が正式に設立されました。
2011年 ISO 14064-1を初めて取得しました: 2006温室効果ガス排出量検証声明書
2016年 企業の社会的責任報告書に温室効果ガス排出量の検証情報が初めて開示されました。
2022年 ISO 14064-1を取得しました: 2018改定版證書更新、また同年にISO 14067推進: 2018製品カーボンフットプリントの調査、偏光板製品S465及びS469の検証声明書を順調に取得しました。
2022年 温室効果ガスインベントリの境界は台南工場敷地内とします。スコープ 1 の排出量は 15,861.83 トン CO2e です。 スコープ 2 の排出量は 31,082.04 トン CO2e です。スコープ 1 と 2 の総排出量は 46,943.87 トン CO2e です。そのうち、スコープ 1 の排出量は 34%、スコープ 2 の排出量は 66% を占めます。
2022 年の排出密集度は 1.32 (トン CO2e/千平方メートル) です。温室効果ガスインベントリ基準の変更及び世界的な炭素管理トレンドの進展に伴い、誠美材料ではスコープ3 の温室効果ガスインベントリを取り入れ、定められた重要性原則に基づいて類別3 ~ 4 を選び出し調査の対象とします。
2022年のスコープ 3 排出量は 137,751.77 トンCO2e です、今後も誠美材料が世界の動向に応じて温室効果ガスの管理を継続し、省エネ及び炭素削減プロジェクトに取り込み、誠美材料の炭素管理能力の向上を精進してまいります。
年度 |
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排出量の合計 |
直接排出量 |
間接排出量 |
2020 |
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18,307 |
33,030 |
2021 |
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16,637 |
31,967 |
2022 |
|
15,861 |
31,082 |
2023 |
|
15,468 |
30,914 |