水資源
水資源マネジメント
気候変動に伴う豪雨や干ばつなどに対応するため、国際規格ISO14001に沿った環境マネジメントシステムが導入され、水道水、エアコンの復水、雨水などの水資源マネジメントを積極的に行っています。適切なリスクマネジメントを行った上で、独自の節水技術をいかして、水質監視体制を構築し、モニタリングの実施により、水使用量の削減に取り組んでおり、更なる強化を追求し、環境負荷の低減に寄与することを目的としています。
 
「誠美材料」水資源マネジメントの三大テーマ「水資源の有効活用•使用量の削減、製造工程における排水の回収•工場内への再利用、工場•事業場からの排水の削減」
工場全域用水を最大 97%回収して 、循環利用するシステム
「誠美材料」では、水資源の有効活用を図るために、既存の水処理及び回収システムをはじめ、有機排水回収に関する評価を実施しており、RO(逆浸透膜)システムの増設の取り組み、クーリングタワー及び生産ラインに利用されています。水の回収に関しては、約1114トン/日から2214トン/日まで増加。雨水回収システムに関しては、水やり又はトイレ等への再利用。その一方で、水道水の使用量は1972トン/日から872トン/日を下回ったとみられます。このように水源を有効的に活用することで水使用量の削減に努めています。
 
生産性の向上に伴う水使用量の増加の対応策として、MBR(Membrane BioReactor)回収システムとRO(逆浸透膜)システムの組み合わせで、約1497トン/日から397トン/日までに削減を成功させ、製造工程における水回収率は97%に達し、工場•事業場からの排水の削減にも成功しました。